0件 お気に入りに追加する 手掛けた会社情報へ Off-grid Cafe Cenchallores - 店舗・施設情報 業種 カフェ・パン・ケーキ 設計・施工範囲 内装デザイン設計 依頼種別 改装(リニューアル) 地域 熊本県 竣工日 2019年2月1日 設計・施工費(税込) 1万円 この店舗・施設を手掛けた会社からのメッセージ 九州熊本市内にあるカフェのデザイン。カフェ事業そのものの運用の仕方も検討し、どのようにして具現化しカタチにするかを0から話し、デザインした。弊社では、ブランドステートメント、店舗設計デザイン、ロゴ以外のVIデザイン、Webデザインを担当。ロゴやメニューデザインは熊本市内の株式会社ライズデザイン社、店舗施工は福岡市内の有限会社タグスペース社が担当した。 まずオーナーの想いとして、このカフェに訪れることによって何かの転機やきっかけになるような仕掛けを作りたい企図だった。そのため、空間デザインは全てシンプルな構成とし、ステートメントもスイッチの切り替えのような意味合いでの言葉を求められた。 そこで、Off-Gridという言葉を用いた。これは一般的に電力システムを使用しない自給自足された状態を指すが、ここでは電気を使用しないという意味ではなく、常に私達の周りに在るあらゆる広告や情報をシャットダウンした空間において、読書などの趣味や勉強、仕事が捗るようにして、自分を見つめ直し、存在意義を確かめ対峙できる意味を示している。皆で時間を共有するカフェとして、「“For Join Life.” 日常にもっと豊かさを。」というブランンドステートメントを作成した。 ヴィジュアル・アイデンティティもコンセプトに基づき、 オン/オフのスイッチを切り替えられるようなデザインとした。白と黒のモノトーンを境に一本の細い線。これはまだ細い “芽” であり、いづれこの “芽” が太く長く大きくなることを願い、限りなくシンプルなヴィジュアル・アイデンティティとした。また、あらゆる媒体にフィットするように可変的なデザインにすることで、カフェそのもののコンセプトはブレずにあらゆるお客様のニーズに応えられる姿勢を企図した。 店舗のデザインは、オン/オフの切り替えスイッチの転機の場となるような空間設計とした。アイレベルより下を明度の低い濃色とし、アイレベルより上を明度の高い明るい雰囲気とし、CH3000以上ある天井の高い雰囲気を更に高く、明るく見せることで、どのような属性のお客様でも入りやすい雰囲気を心掛けた。それと一方で、カフェそのものの雰囲気についてもオン/オフが切り替わるような空間にするため、スポットライトでのライティングによって部分局所的に電球色の暖かみと明るみを持たせ、道路沿いで交通量もあり、見通しのよい立地を生かし、空間・雰囲気の柔らかさを強調した。 壁面に大理石柄壁紙にモノクロームなトーンの空間は、工事中に“海外のカフェのよう”というポジティブな意見が聞かれた。今や誰もがインターネット上でハッシュタグやスポット検索すれば“海外のカフェのよう”な雰囲気を写真で味わえる。それはもはや“都会・田舎”“日本・海外”などと二極化する必要は全くなく、どこにでも“海外のカフェのよう”なものが存在価値を生んで良いものだ。インターネット上だとしても“世界”を通じて、多様性と豊かさを知ることが出来る。つまりそれを知ることが、日常にバラエティと豊かさを生み、ここのステートメントである“For Join Life.” という如何にして人生を楽しむかを更に考えさせてくれるものでもある。 DESIGNESS株式会社 本社:東京都港区海岸3-21-9-1001 (0件) 1件 お気に入りに追加する 居酒屋・バル ダイニング・バー カフェ・パン・ケーキ アパレル スーパーマーケット・食品店・コンビニ 生活・日用品・ホームセンター その他小売店 学校・塾 オフィス イベントブース・ショールーム ワーキングスペース 旅館 エステ・マッサージ その他建築物 戻る
九州熊本市内にあるカフェのデザイン。カフェ事業そのものの運用の仕方も検討し、どのようにして具現化しカタチにするかを0から話し、デザインした。弊社では、ブランドステートメント、店舗設計デザイン、ロゴ以外のVIデザイン、Webデザインを担当。ロゴやメニューデザインは熊本市内の株式会社ライズデザイン社、店舗施工は福岡市内の有限会社タグスペース社が担当した。
まずオーナーの想いとして、このカフェに訪れることによって何かの転機やきっかけになるような仕掛けを作りたい企図だった。そのため、空間デザインは全てシンプルな構成とし、ステートメントもスイッチの切り替えのような意味合いでの言葉を求められた。
そこで、Off-Gridという言葉を用いた。これは一般的に電力システムを使用しない自給自足された状態を指すが、ここでは電気を使用しないという意味ではなく、常に私達の周りに在るあらゆる広告や情報をシャットダウンした空間において、読書などの趣味や勉強、仕事が捗るようにして、自分を見つめ直し、存在意義を確かめ対峙できる意味を示している。皆で時間を共有するカフェとして、「“For Join Life.” 日常にもっと豊かさを。」というブランンドステートメントを作成した。
ヴィジュアル・アイデンティティもコンセプトに基づき、 オン/オフのスイッチを切り替えられるようなデザインとした。白と黒のモノトーンを境に一本の細い線。これはまだ細い “芽” であり、いづれこの “芽” が太く長く大きくなることを願い、限りなくシンプルなヴィジュアル・アイデンティティとした。また、あらゆる媒体にフィットするように可変的なデザインにすることで、カフェそのもののコンセプトはブレずにあらゆるお客様のニーズに応えられる姿勢を企図した。
店舗のデザインは、オン/オフの切り替えスイッチの転機の場となるような空間設計とした。アイレベルより下を明度の低い濃色とし、アイレベルより上を明度の高い明るい雰囲気とし、CH3000以上ある天井の高い雰囲気を更に高く、明るく見せることで、どのような属性のお客様でも入りやすい雰囲気を心掛けた。それと一方で、カフェそのものの雰囲気についてもオン/オフが切り替わるような空間にするため、スポットライトでのライティングによって部分局所的に電球色の暖かみと明るみを持たせ、道路沿いで交通量もあり、見通しのよい立地を生かし、空間・雰囲気の柔らかさを強調した。
壁面に大理石柄壁紙にモノクロームなトーンの空間は、工事中に“海外のカフェのよう”というポジティブな意見が聞かれた。今や誰もがインターネット上でハッシュタグやスポット検索すれば“海外のカフェのよう”な雰囲気を写真で味わえる。それはもはや“都会・田舎”“日本・海外”などと二極化する必要は全くなく、どこにでも“海外のカフェのよう”なものが存在価値を生んで良いものだ。インターネット上だとしても“世界”を通じて、多様性と豊かさを知ることが出来る。つまりそれを知ることが、日常にバラエティと豊かさを生み、ここのステートメントである“For Join Life.” という如何にして人生を楽しむかを更に考えさせてくれるものでもある。