カフェ・飲食店の内装工事の費用相場【2024年最新版】

カフェや飲食店の開業・改装を検討されている方にとって、内装の工事費用がどの程度かかるのかは気になるところではないでしょうか。
この記事ではカフェ・飲食店の内装工事の費用相場や、コストを抑えるためのポイントをご紹介いたします。

物件の種類によって費用相場は変わる

費用を考えるにあたって、まずおさえておきたいのが「内装工事にかかる費用相場は、物件の状態によって異なる」ということです。
物件の状態とは、「居抜き物件」なのか「スケルトン物件」なのか、ということです。

居抜き物件とは？

もともとカフェや飲食店だった物件で、内装や備品などが残った状態の物件です。
水回りや厨房設備の工事が少なくて済むため、内装費用を抑えやすいのがメリットです。

スケルトン物件とは？

まだ手付かずの新築物件や、壁・天井・床などの内装を剥がして撤去した状態の物件です。
内装デザインを設計段階から計画することができるため、自由度が高いデザインが行えますが、その分内装費用が高くなる傾向があります。

コストを重視したい場合は、同じ業種の飲食店が入っていた物件を探してみましょう。

カフェ・飲食店における内装工事の費用相場

それでは、カフェ・飲食店の内装工事にどのぐらいの費用がかかるのかを見ていきましょう。
厨房設備が必須となる飲食店の改装・リフォームは、オフィスやアパレル等の業態よりも改装工事にかかる費用は高くなる傾向があります。
また、同じ飲食店の中でも珈琲や軽食が中心で大型の厨房機器や換気システムを必要としないカフェであれば、厨房設備の費用が抑えられるのでコストが安くなる傾向にあります。

カフェの内装工事のコストを抑えるには？

カフェ・飲食店としての機能をしっかりと保った上で、内装工事費用を少しでも安くおさえるポイントをご紹介していきます。

1. 居抜き物件を利用する

開業時であれば、居抜き物件を選ぶことで内装工事費用を抑えられます。
内装や設備があらかじめ揃っていて、空調・給排水・消防まわりなどの必要となる工事が少ないためです。
同じ業種で小規模な改装工事で済むような居抜き物件を見つけることができれば、ぐっとコストを抑えることが可能です。
ただし、その立地での経営がうまくいかず撤退した可能性もありますので、競合は立地の条件などは調査しておきましょう。

2. 厨房設備を安く揃える

店舗の設備は数十万円を超える物もあり、開業の予算に占める割合が小さくありません。
中古品であれば新品に比べて安く手に入れることができ、コストを削減できます。

ただし、中古品はトラブルも多いというデメリットも。厨房機器の不具合は営業と売上に大きく影響を与えるリスクになります。
結局かかった修理費用と使用期間を考えると損をしたということもありますので、動作状況や使用年数、保証について等入念に確認が必要です。

長期的に考えるなら、メーカーのアフターフォローや保証がしっかりしていて、デメリットが価格の高さしかない新品も十分選択肢に入ります。
それぞれのメリット・デメリットと見積り価格を比較して検討してください。

店舗設計施工.comでは店舗開業・運営支援としてホシザキをはじめとする業務用厨房機器のお取り扱いも行っております。お気軽にお問合せください。

3. 相見積りをとって比較する

カフェ・飲食店の内装工事費用にはおおまかな相場がありますが、実際に依頼してみると業者ごとに多少見積りの金額は異なってきます。
複数の業者から見積もりをとって比較することで、より安く良い条件の業者を選ぶことができます。
見積りの価格も大切ですが、コミュニケーションや連絡のとりやすさなど、相性の良いと思える業者を選ぶことも大切なポイントです。

しかし、世の中にたくさんある業者の中から、どこを選べばいいかもわからないまま、ひとつひとつ連絡をとって条件を伝えて見積りをとるのは大変ですよね。

「どの会社が合うのかわからない」「業務に追われていて業者探しに割く時間がない」とお悩みの方は、店舗設計施工.comにご相談ください。
無料で見積りを簡単に一括請求することができます。

【まとめ】カフェ・飲食店の内装工事の費用相場と安く抑えるポイントは？

カフェ・飲食店の内装工事にかかる費用相場は、同じ飲食店だった物件の内装や備品などが残った状態の「居抜き物件」と、内装を剥がして撤去した状態の「スケルトン物件」で相場が異なります。
予算と優先順位を決めた上で、計画的に物件選びを行いましょう。

また、居抜きの設備や中古品などを活用して、高額になりやすい業務用厨房機器に関する費用を抑えるのもコスト削減に有用な手段のひとつです。
ただしトラブル防止のため使用年数や状態、メンテナンスについてはきちんと確認しておく必要があります。

最後に、最も大切なポイントは、業者選びの際に複数の会社に見積りをとることです。
あがってくる見積り価格の違いだけでなく、業者ごとにそれぞれ得意・不得意や提案力の違いがありますので、信頼できる相性の良い設計施工会社を見つけましょう。

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