森の風景と共に暮らす住宅 - 北海道の住宅(戸建)のデザイン施工事例

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森窓の家 - 店舗・施設情報

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手掛けた会社からのメッセージ

「森が見える暮らしがしたい」とご相談を頂き計画がスタートしました。

土地探しからアドバイスをさせていただきながら、妥協なく延べ2年間をかけて見つかった「理想の森」を望む敷地への設計が始まりました。

プランニングにおいて、敷地は東側全面に自然森を望める事から、生活のどの時間にも森の借景を望めるよう主要室を東側に寄せることをまず基本としました。

また、クライアント様の、薪ストーブを楽しみたいというご要望とアウトドアのご趣味から、コンクリートの大きな土間を玄関から繋げ、土間をいつも楽しめるようにLDKを連続させ配置しました。

玄関とLDKの方向を90度直行させることで、来客の視線は通しませんが、広さとしてはリビングから連続して使用することができます。土間は玄関の延長としてのアウトドアの準備スペースでもあり、リビングから楽しむ薪ストーブの居場所ともなります。

土間をスタートに、リビング、ダイニングキッチン、中二階の書斎、2階ホールをスキップフロアとスケルトン階段で螺旋状に繋げ、それぞれを森に大きく窓を向けることで、家の中を移動しながら森をどこからでも感じることが出来る空間を考えました。

共用のスタディスペースである2階階段ホール、フレーミングされ印象的に森を切り取る「ヌック」は本好きなクライアント様の読書スペースです。

対面キッチンは白のモールテックスで囲い、生活感を隠しながらインテリアのアクセントとしています。食器棚と冷蔵庫は3枚の扉で隠し、来客時と使いたい時を調整できます。

暖房・給湯の熱源にはガスをエネルギーとした省エネルギー熱源システム、コレモ(ガスエンジンコージェネレーションシステム)を採用、またそこで作られた温水を第一種換気の吸気の加温に使用し、合理的かつ環境性・省エネルギー性高い温熱環境計画としています。南面の外壁面に太陽光パネルを設置し、積雪地札幌市でも年間を通して発電を行います。それら省エネルギー設備と共に高断熱の外皮設計によりZEH Orientedの認定を受けています。

見飽きることがない、朝、夕、夜、明け方、そして四季それぞれに表情を変える森の風景。それらを最大限享受し、そして自然と共に暮らすことを考えた住まいです。

  • 富谷洋介建築設計

    富谷洋介建築設計:北海道札幌市北区新川五条16丁目4-8

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